よく噛んで食べる



よく噛んで食べることは、健康にとって様々な良い効果があります。
ただ、面倒でなかなかよく噛んで食べられない方も多いのではないでしょうか。

今回、よく噛んで食べることのメリットを知って、今後しっかり咀嚼できると良いですね。

 

~よく噛むとメリットがたくさん~

 
●肥満予防
ゆっくりよく噛んで食べると、食べすぎを防げるため肥満防止につながります。

●味覚の発達
食べ物の形や固さを感じることができ、味がよくわかるようになるなど味覚が発達します。
 
●脳の発達
脳に流れる血液の量が増えるため、子供は脳が発達し、大人は物忘れを予防することができます。
 
●言葉の発達
口の周りの筋肉をよく使うことによって、あごの発達を助けて、表情が豊かになり、言葉の発音がきれいになることもあります。
 
●歯の病気の予防
よく噛むと、唾液がたくさん出ます。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用があり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。
 
●ガンの予防
唾液には「ペルオキシダーセ」という酵素があり、食品の発ガン性を抑えてくれるので、ガンの予防につながります。

●胃腸が快調に
よく噛むと、消化を助けてくれるので、食べすぎを防ぎ、胃腸の働きを活発にしてくれます。
 
このようなメリットがあると、身体が活発になり、全力で仕事や遊びに集中できますね。


~よく噛んで食べる工夫~


○急いで食べないようにする
ゆっくりと味わって食べるようにしましょう。食べ物によって噛みごたえは違います。
噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安によく噛んで食べるようにしましょう。

〇飲み物で流し込まないようにする
食べ物が口の中に残っている時は、飲み物を摂らないようにしましょう。飲み物で流し込んでしまうと、食べたものが細かくならないうちに胃に送られてしまいます。それでは消化によくありません。よく噛むと、食べ物が細かくなり、自然に飲みこめるようになります。


よく噛む習慣の無い方は、少々面倒に思うかもしれませんが、お金もかけずにすぐできる健康・ダイエット法です。
 
習慣にするには半年はかかるといわれていますので、少し気が遠くなりますが、未来の自分の為にこつこつと続けていきましょう。